日本人の常識は世界では通用しない非常識なこと、という場合もあるようです。
東洋経済オンラインにこのようなことが書いてありました。
「社会人になったら保険の1本ぐらいは入っておこう」
「結婚したら愛情の証として、子供が生まれたら親の責任として保険を契約しよう」
これが平均的な日本人の保険の入り方です。
でも、このように考えているのは、おそらく世界中で日本人だけです。こうした保険の入り方は、欧米諸国の人たちにはとても理解のできない、日本特有のものなのです。
via:「保険はできるだけ入らない」が世界の常識 | だから日本人は保険で損をする | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
協調性の国ニッポンでは小さな頃から、他の子達と同じようにすることが良いことだと教えられてきました。
大人になってからも周りの目を気にしたり、他の人がやってるからという理由だけで自分もやるというようなことが多い気がします。
これは保険に入ることでも同じです。
じゃあ実際には保険て入ったほうがいいのか、それとも入らない方がいいのか?
どちらがいいのか考えてみましょう。
保険て本当に必要?
僕はこのブログで医療保険なんていらない!と書いたこともあります。
ただこういった「保険に入らない理由」だったり「保険に入るべき理由」というのはネットで探せばいくらでも見つかります。
入ったほうがいいという人も入らない方がいいという人も、どちらの意見の人も沢山いるってことです。
堀江さんは近畿大の卒業スピーチ(↑の動画)で
「できるだけ多くの情報に接して、情報を自分の中で整理して自分のアタマで考える癖をつけることが大切」
というようなお話しをされています。
保険に関しても全く同じで、得た情報を自分の中で整理してさらに自分のアタマで考えることってすごく大切です。
保険に入るか迷ったときは、色んな意見を聞いた上で「保険て本当に必要?」って考えて欲しいと思います。
得られるものと失うもの
保険に入れば得られる保障もあります。
逆に保険に入ることで失うものもあることってことを覚えておいてください。
失うというのは単純に掛け金が出ていくことだけじゃなくて、
そのお金で買えたはずの他のものが買えなくなっているかもしれない。
保険選びにかける時間があれば、もっと他のことをする時間があったかもしれない。
そういうことです。
得られるもの・失うものは10人いたら10人違います。
誰かが言ったからじゃなくて、自分のアタマで考えなきゃいけない。
情報がたくさん溢れている今もこの先も、「情報を知っている」ということよりも「得た情報を自分のアタマで考える」ことのほうがもっとずっと大切になるんだと思います。
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