こたらの日記

6ヶ月間で一発合格したFP2級勉強法

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2級ファイナンシャル・プランニング技能士になりました。こたら(@kotala_b)です。
将来の人生設計(ライフプラン)を作ること、そのライフプランを達成する手助けをすること。これらを仕事にするファイナンシャルプランナー(以下FP)という存在を知り、僕はFPになる決意をしました。
FPについて調べてみるとファイナンシャル・プランニング技能士という資格があり、FPのことを手っ取り早く勉強するにはファイナンシャル・プランニング技能士になることだと思い、資格を取ることにしました。

最初にゴールを設定する

僕がFPになりたいと思ったのは2月1日のことでした。
そこから資格や資格試験のことなどの情報を集め、まずは「2級ファイナンシャル・プランニング技能士になる」ことを目標にしました。
資格を取る為にゴールを決めることからスタート。
2級ファイナンシャル・プランニング技能士試験(以下2級FP試験)に合格するには別に満点を取る必要はありません。
満点じゃなくても合格点をクリアできれば試験合格です。
試験日は9月8日だったので、期限を決めて「9月8日までに合格点を取れるようになる」ことをゴールとしました。

ゴールに沿った予定を組む

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ゴールが決まったら次はどうやってそれを達成するかです。
身近にFPになってる人がいれば勉強法を聞いたりできましたが、僕の周りにはFPになってる人は誰もいません。
そこで試験対策としてどこかスクールに通うか通信教育を利用することに決めました。
仕事の関係で定期的にスクールに通学することはできなかったので、通信教育のユーキャンで勉強を始めました。
僕は2級FP試験の受験資格がなかったんですが、ユーキャンで受験資格が取れることも通信教育に決めた理由の1つです。
FPになりたいと思ってからだいたい1ヶ月後の3月7日にユーキャンの支払いを済ませ、3月19日からユーキャンのテキストで勉強をスタートしました。
ユーキャンのテキストを始める前に過去問を解いて勉強開始前に得意・不得意分野や合格点、問題形式の把握し、ゴールから逆算してどうやったら合格できるかを考えました。

テキストは2ヶ月で終わらせる

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ユーキャンの通信教育は出題範囲に対応したテキストが6冊あり、1冊終わるごとに添削問題を提出する仕組みになっています。
そこでテキストの読み込みと添削問題にかける時間を約2ヶ月間、5月までに終わらせることにしました。
74日間で6冊分ですから、1冊当たり約12日というペースです。
期限も合格点も決められているので、ここではテキストの隅から隅まで覚えるというよりも大まかな内容の把握に努めました。
この74日間はテキストを1冊読んだら添削問題を提出するということの繰り返し。
添削問題を提出し採点されて帰ってくると、把握できてない苦手分野がわかるようになります。

テキストをひと通り読んだら過去問をひたすら解く

この苦手分野は6月に入ってからまとめて復習し、少しずつ理解度を高めていきました。
6月はテキストの復習の他に、受験資格取得のための提出課題と試験形式に近い添削問題を解きました。
7月からは本格的に問題を解いて合格点をとる勉強です。
具体的には過去問をひたすら解きます。FP試験は法律とともに出題内容が変わることもあるので平成24年5月以降の過去問を延べ7回やりました。
最初に過去問を解いた時は2割くらいだった点数も徐々に上がり、8月の終わりには6割から7割くらいの点数が取れるようになりました。

最後は体調管理

準備は万全だったので試験日直前に一番注意したのが体調管理です。
試験のある週は睡眠時間を十分とって万全の体調で試験に挑みました。

積極的に休む

最初に予定を組んだ時点である程度余裕を持たせていました。
ギュウギュウに予定を詰めても破綻することがわかってたので、無理な予定を組まず1日30分程度の時間で済むようにしました。
仕事だって5日働いたら2日休みます。僕は試験勉強にも積極的に休みを取り入れました。
6月からの勉強はこんな感じ。
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1日短い時で20分から長くても1時間の勉強をして、仕事が休みの日だから長時間勉強するということはありませんでした。
コツコツとマイペースで勉強しました。

勉強することよりも仕組みが大切

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僕が一番重要だと思ったのは勉強することよりも勉強をする仕組みを作ることでした。
期限がある中で合格するために必要な手段を選択し利用すること。
覚えたことを定着させるためにアウトプットすること。
勉強の優先順位を上げること。
この3つを意識して、今までの習慣を変えることに注力しました。

先人の智恵を利用する

限られた期間の中で合格するために、合格するためのノウハウが詰まった通信教育を利用しました。
時間があれば独学でも合格できるかも知れませんが、期限があるなか合格するためには通信教育やスクールのノウハウをうまく利用することも必要です。

インプットとアウトプット

基礎固めとして「テキストを5月いっぱいで終わらせる」というインプットの時期と、過去問の正解率を2割から合格点の6割以上へ上げるアウトプットの時期を設定しました。
ずっとテキストを読んで覚えたつもりになっていても、過去問を解いてみると意外に抜けてる部分が多かったです。
覚えたことを定着させるためには問題を沢山解いてアウトプットすることが必要でした。

優先順位をつける

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試験勉強を始めようと思ったら、勉強時間を確保するために今までやってた「何か」をやめなきゃいけません。
「勉強する」ということの優先順位を上げ、他のことの優先順位を下げていきました。
僕が真っ先に試験勉強の代わりに減らしたのは読書時間です。
毎月4冊という読書の目標がありましたが、3月から5月までは読書時間を減らしテキストを読む時間を増やしました。

そして7月からは試験勉強の優先順位を一番にしました。それまで最優先だったブログ更新の優先順位を一時的に下げ、417日間連続更新していたブログの連続更新をやめて書ける時に書くようにしました。

ブログ更新に関しては、朝ごはんを食べたらすぐにブログを書くというくらい優先順位を上げていたので、それを勉強に置き換えたら自ずと勉強することが毎日の習慣になっていました。

人間は習慣の塊

僕が尊敬するプロブロガーの立花岳志(@ttachi)さんのブログにこんなことが書かれています。

僕たち多くの「一般の人」は、天才的な才能を持っていない。
しかし、天才ではない一般の人である僕らでも、自分の人生を劇的に変えて、理想の日々を手にすることができる。
どうすればいいのか?
それは「習慣」を変えるのである。
キーストーン・ハビット(要の習慣)を変えれば人生は劇的に変わるしかない!! | No Second Life

僕は「習慣」を変えました。
試験に合格するために「習慣」を変えて「合格する習慣」を身につけました。
今まで勉強してなかった僕が6ヶ月間で一発合格できたのは「合格する習慣」を身につけたからに他なりません。

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