本田直之さんの著書「会社で不幸になる人、ならない人」を読みました。@kotala_bです。
あなたは会社で不幸になっていませんか?
会社員で不幸になる人とならない人には決定的な違いがあります。
それは、思考や習慣の違いです。
ちょっとした勘違いがこの先の会社員生活を変えてしまうのなら、今のうちから正しておきたい。
この先まだあと何十年もあるであろう会社員としての生活で、これだけは頭に入れておきたいというポイントをご紹介します。
20代の今だからこそ知っておきたいこと
この一冊を読めば、10年後のあなたは自由で、楽しく、幸せな会社人生を送ることができる。
会社員時代から経営者までの20年間、ビジネス界でいろいろな会社員を見てきた著者が、
不幸になる会社員の共通点に気づいた。私たちがついつい陥りがちな常識の勘違いを解説するとともに、過去型の、管理され、つらさと引き換えの昇進・昇給といった幸せではなく、自由で、楽しく、幸せなライフスタイルで働く会社員への道を伝授する。
Amazonより引用
各章ごとに、20代の今だからこそ間違えずに正しく知っておきたいポイントをまとめました。
会社に依存しない
会社員として働いていると「給料はもらえて当たり前」という考えが出てきてしまいます。
これは会社に依存した考えと言えます。
依存していると「給料は貰えて当たり前」「この先も会社が面倒を見てくれる」と思ってしまいます。
大企業が簡単になくなってしまうような現在において、この考え方は非常に危険であると言えます。
「会社からは何を期待されているのか」「今やるべきことはなんなのか」という考えを持ち、会社に依存せずに対等でいることがこれから必要な考え方です。
働き方を変える
手間をかけ、時間を費やすことだけで成り立つ作業は誰がやっても同じものです。
時間を費やすだけというと残業のような長時間労働も似ています。
日本では残業が当たり前、定時で帰れることが珍しいなんてケースもあります。
視点を世界に向けると、これは常識でもなんでもありません。
デンマークでは「長時間労働をする人=能力が無い人」という評価をされてしまうのです。
就業時間内に仕事が終わらないのは「仕事ができない人」だから。
外の世界、自分のバリューを知る
今いる会社でしか通用しないことははっきり言って必要ありません。
この先どうなるかわからないような現在、どこで誰を相手にしても通用する本質的なスキルが必要です。
また、転職に興味がなくても、転職エージェントに登録しておくことで、自分のキャリアについて客観的にみることが出来ます。
今いる会社がビジネス人生の全てではありません。
転職エージェントに登録しておけば、行きたい会社ややりたい仕事が見つかる可能性もあります。
会社に依存せずに対等でいる為にも、自分のバリューを知るべきなのです。
レガシーなやり方・考え方を捨てる
もし上司に年下や女性がいる場合、そのことを気にする必要はありません。
年下の指図は受けないという人もいますが、そんなプライドは捨ててしまいましょう。
今後の自分の成長においては上司の年齢や性別は全く関係ありません。
働く場所を選ぶ
今の会社が嫌だから仕事をやめるのはよくありません。
どこの会社に行っても不満や嫌なものはつきものなのです。
会社を辞めるならもっと前向きに、「新しいチャレンジがしたい」「もっと成長したい」という姿勢で次の会社へ移りましょう。
転職活動は会社にいるうちからするべきです。
給料が貰えて生活の不安が無い状態でいる方が、余裕を持って次の仕事先を選べます。
仕事をしている時から転職エージェントに登録し、次の仕事先を選ぶのです。
新しい会社選びは「その会社から何を得られるか」考えてみることです。
知識なのかスキルなのか人脈なのか、会社から得られるモノはこの先10年20年で自分の力になるものなのか。
会社選びには給料よりも大切なことがあります。
最後に
僕はいま20代です。
会社員としての生活はこの先何年も残されています。
そんな今だからこそ、読んでおきたい知っておきたい本が今回紹介した「会社で不幸になる人、ならない人」でした。
会社員だけじゃなく、今現在就職活動中の学生さんにも読んでもらいたい本です。