「自由」というのが誰からも何も強制されないことだとしたら、「自由」のためにやり続けなきゃいけないことがある。
自由なのにやらなきゃいけないことがある、というのは矛盾にも聞こえる。
でも自由であり続けるためには、「自分で決める」ことをしなきゃいけない。
サラリーマンを辞めて自由に生きることになったら
何時に起きようが会社に遅刻することはないし、何時間働いたって文句は言われない。
サラリーマンが週に5日働く中、週に1日だけしか働かなくたっていい。
それがあなたが自由になった特権なのだから。
ただし、ずっと寝てばかりいては仕事にならないし、自分で働くと決めない限りいつまで経っても収入は入ってこない。
収入がなければ自由のないサラリーマンに逆戻りだ。
下手すれば逆戻りすらできないかもしれない。
自由になったからこそ、自ら決めなければいけないことがある。
自分の値段も自分で決める
サラリーマンは会社があなたの値段を決めて、毎月お給料という形でお金をくれる。
例え自分の仕事で会社がどんなに大きな利益を得ようが、窓際でぼーっとしてようがお給料というのは大して変わらない。
会社があなたの値段を決めるというのはそういうことだ。
もし会社を辞め「自分の名前」で仕事をしていくことになったら、会社から貰えるお給料はなくなり、自分の成果をお客さんから受取ることになる。
これは自分の値段を自分で決めるということだ。
自分で自分の値段を決められないと
前に進むことができなくなる。
親しい間柄の人から仕事を貰い、相手の言い値でタダ同然の報酬で仕事をする。
そんな仕事ばかりでは続けていくことは難しい。
だから自由に生きていくためには自分がどれだけの価値があるのか、自分自身で決めなければならない。
値段を下げてはいけない
仕事がなかなか増えない時は、値段を下げて仕事を貰おうとする。
それでは最初の値段を決められない自分に逆戻りしてしまう。
それでは前に進めない。
自分の値段を下げたくなったら
価値を上げることを考えればいい。
例えば、1時間5000円の仕事をしていたとしたら、70分で5000円にするという風に。
1時間4000円に自分の値段を下げるのではなく、70分5000円にお金をもらう相手から見た自分の価値を上げる。
サラリーマンの今からできること
それは値札をみて価値を判断せずに、自分にとっての価値を判断できるようにトレーニングすること。
いきなり自分の価値を判断することなんてできないので、まずは目の前のものに自分なりの価値を考えてみる。
このトレーニングを続けていけば、いつか自分の価値・値段を決められるようになるはず。
このトレーニングは「マーケット感覚を身につけよう」という本に書いてあって、僕が実際にやってみているとてもいいトレーニングだ。
やってみないとわからない
僕自信このトレーニングで、普段の倍以上の料金を払い特急電車に乗ってそこにどんな価値があるのか考えてみたことがある。
そして、実際にやってみて体験してみないとわからないことがあるという発見をした。
さいごに
「自分で自分の値段を決めなきゃいけない、自分の値段を下げてはいけない」というのは、つい先日行った立花岳志さんが主催する「情報発信・ブランディング講座」で学んだこと。
自分で自分の値段を決めるというのは、自分の名前で仕事をするようになってからやらなきゃいけないことなのだけど。
サラリーマンとして働いている今からでもできることはある。
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