「暇つぶし」という言葉を英語ではなんというのか調べてみました。
「kill time」とか「lose time」というのですね。
「kill」には「ころす」という意味があります。
「lose」には「なくす」という意味があります。
「時間」というのは限りある大切なものだと意識しているので、「kill」と「lose」どちらの言葉にもいやな感じを抱きます。
時間には限りがある
時間はいつまでも限りなく続いているような感覚を持つことがあります。
でも本当は僕たち人間の持つ時間には限りがあります。
しかも、もしかしたらあと数日のうちに終わってしまうかもわからない、終わりは突然やってきます。
もし残り時間がわかるなら暇つぶしなんかしない
もし「あと5日であなたは死にます」と言われたら、暇つぶしをするような人はいません。
自分に残された時間がたったあと数日しかないと知ったら、とにかく悔いの残らないよう行動するはずです。
しかし実際には、自分の時間がいつ終わるかを知る人はいません。
お医者さんでさえ本当のことはわかりません。
終わりがわからないと暇つぶしをする
いつ自分の時間が終わるかわかっていれば暇つぶしはしないような人でも、いつ終わるかわからないと暇つぶしをします。
本当はいつ終わるかわからないのに。
そう考えると、暇つぶしというのは何よりもおろかな行為のように感じてしまいます。
さいごに
僕は「暇つぶし」という言葉も行為そのものもきらいです。
まだやれていないやりたいことがたくさんあるし、やりたいことはいつまでたってもなくならないと思っています。
いつでも大好きなことができるよう、今日もカバンにMacBook Pro15インチをしのばせて会社にいってきます。
佐々木 正悟 KADOKAWA / 中経出版 2012-12-27