こたらの日記

様々な歴史を感じる六本木ヒルズで開催中の古代エジプト展に行ってきた!

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Roppongi Hills Mori Tower / Dick Thomas Johnson
六本木ヒルズに行った目的は古代エジプト展です。@kotala_bです。
7月7日から9月17日まで六本木ヒルズ52階森アーツセンターギャラリーで開催中の大英博物館古代エジプト展に行ってきました。

きっかけ


行きたいと思ったきっかけは新聞に掲載されていた広告でした。
イギリスのロンドンにある大英博物館の展示品が日本で見られること。
そして展示物が古代エジプトの世界最長の「死者の書」パピルスだということ。
この2つが行きたいと思ったきっかけです。

死者の書

行こうと思うまでは「死者の書」パピルスというのが一体何なのか知りませんでした。
展示会のページにはこう書いてありました。

『死者の書』とは様々な試練が待つ旅路で死者に守護の力を与える呪文集、未来への旅のガイドブックです。その多くは美しい文字や挿絵で彩られたパピルスの巻物として死者に捧げられました。現存する世界最長全長37mの『死者の書』(グリーンフィールド・パピルス)は、テーベを中心に上エジプトを支配していたアメン大司祭パネジェム2世の娘で女性神官のネシタネベトイシェルウの『死者の書』であり、天と地の誕生を表した挿絵は特に有名です。

古代エジプトでは現世は来世で生きるための準備期間とされていたようです。
そして来世では様々なものに姿を変えながら冥界を旅するとされていたそうです。
来世の旅での危険を乗り越える為に、様々な呪文を棺の中やミイラに巻く包帯など様々な場所に書いていたそうです。
その呪文などをまとめたいわゆる「ガイドブック」が「死者の書」というわけです。
それが生で見られる機会など滅多にないので行くことにしました。

行ってきた


The Book of the Dead #1 / mckaysavage
7月11日に行ってきました。
水曜日で平日ということもありスムーズに見て回ることが出来ました。
館内は撮影禁止となっているので自分で撮った写真ではありません。
展示品は主に写真のような「死者の書」が多く、その他には棺やミイラ・ミイラマスクなどが展示されていました。

行ってよかった

ガラスの向こうではありますが、古代エジプトの棺や包帯で巻かれたミイラがすぐそこにあるという体験はとてもいいものでした。
また、棺のふちにマジックのようなもので「57520」「57520A」というような文字が書かれていたことがとても印象的でした。
管理の為に必要なものなのでしょうが、そこに直にマジックで書かなくてもいいんじゃないかと思えました。
マジックで書かれた経緯や古代エジプトの物が現地ではなくイギリスの博物館にあるということにも歴史があるんだなと感じさせられました。
9月17日まであと約2ヶ月間開催中です!
気になった方は是非行ってみてください!