MNPには主に3つの手数料がかかる仕組みになっています。
1つはタイミングによっては発生しない違約金。
もう2つはほぼ確実に発生する手数料です。
本体一括0円でさらにキャッシュバックつきの契約もある現在。MNPをうまく利用すれば払った手数料以上に得する契約も可能です。
2年契約違約金
ドコモでは「タイプXi にねん」、auでは「LTEプラン」、SoftBankでは「ホワイトプラン」と言われる基本使用料があります。
これらは2年間の契約を結ぶことで基本使用料が半額になる仕組み。
そのため2年契約の途中にMNPで解約するとなると違約金が発生します。
この違約金は各社共通で9975円。
いわゆる更新月といわれる契約から25ヶ月目だけは違約金がかからずに契約解除できます。
この25ヶ月目というのがくせもの。各社の締め日によって変わるので、自分の更新月が知りたい方は使ってるキャリアへ直接聞くのが一番確実。
MNP転出手数料
MNPにはMNP予約番号の発行が不可欠。
MNP予約番号を発行するのにとられる手数料がMNP転出手数料です。
各社共通で2100円。
ここまでの2つはMNP前に契約していたキャリアへの手数料になります。
新規契約手数料
3つ目は新たに契約する際にかかる手数料です。
これも各社共通で3150円。
この手数料だけはMNP先のキャリアへの支払いとなります。
2つのキャリアへ支払うことになるのでご注意ください。
MNPに関する手数料まとめ
2年契約の途中でMNPする場合、3つの手数料の合計15225円がかかります。
MNP前に契約してたキャリアに12075円、MNP先の契約キャリアに3150円です。
これらの支払いはケータイ利用料の請求と同じ口座から引き落としになるのでご注意ください。
2014年1月現在、MNP一括0円さらにキャッシュバックまで貰えるという契約もあります。
15000円を超えるようなキャッシュバックがあれば支払う手数料がないも同然。
ただしキャッシュバックは現金じゃなくギフトカードなどの金券の場合、契約当日じゃなく数ヶ月後という場合もあります。
また、高額キャッシュバックには有料コンテンツといわれる、月額使用料を支払うコンテンツの契約が含まれる場合もあります。
有料コンテンツの解約を忘れて、月額使用料を払い続けてしまう可能性だってあります。
MNPするときは自分が契約する内容をよくご確認の上、契約するようにしましょう!