レバレッジシンキングを読みました。こたら(@kotala_b)です。
レバレッジシンキングの中には4つの自己資産として「労力資産」「時間資産」「知識資産」「人脈資産」という考え方がありました。
それぞれの自己資産に投資しレバレッジをかけることで、少ない労力で大きな成果を生み出すことができます。
それぞれの自己資産にどうやって投資するのか。
その方法が本書では紹介されていました。
1.労力資産
やるかやらないかを考えているようだと結局やらなくなってしまう。
やるかやらないかさえも考えないでも無意識で行動できるようにすること、その行動を継続させる仕組みを作ること。
これが労力のレバレッジだ。
マニュアルというものは、時間を短縮し最短ルートを通る為のツールである。
マニュアル人間という言葉があるが、それはマニュアルを正しく使えていないのだ。
本来のマニュアルというのはどんな人でも一定の水準で仕事をクリアできるようにする為のモノなのである。
仕組み化出来る部分を仕組み化し他の部分に頭を使えるようにすることで、結果的に少ない労力で良いモノを作るに繋がるのである。
その為にはマニュアルやフォーマット、チェックリスト作りに時間を費やすことが大切である。
2.時間資産
全ての人間に平等に与えられているモノがある、それは時間だ。
1年は365日あり、1日は24時間ある。
同時に時間というものは限りがあり、生きている間ずっと消費していて、自分の持っている時間というものはいつなくなってしまうのか誰にもわからない。
また、失った時間は二度と取り戻すことは出来ない。
だからこそ時間の使い方にはお金以上の意識を持つことが大切だ。
何にどれだけの時間を費やしたかを知ることが時間効率を上げる第一歩である。
3.知識資産
限られた時間の中で成果を上げるには、他者から学ぶのが一番だ。
ここでいう他者とは先輩、ビジネス書、スクール、セミナー、通信教育である。
「1から100を生む」という発想で成功者のやり方を学び、そこに自分なりの応用を加えることが成功への近道になる。
限られた時間の中ではそうする他ないのである。
4.人脈資産
限られた時間の中で人間が1人で出来ることは限られている。
自分1人で出せる成果の何倍もの大きな成果を生み出すことが出来るのが人脈だ。
ここでいう人脈というのは「誰々を知っている」ということではない。
「誰々から知られている」ことのほうがよっぽど重要だ
人脈というのは相手にどんな価値を提供しているか、どんな貢献が出来ているかということである。
もし相手に貢献できるものがなければ、何かが出来そうなタイミングで行うとよい。
最後に
今まで少ない労力で大きな成果を上げてこれなかった人は、これまでと考え方を変え行動を変えなければならない。
今まで通りやっていてはこの先も今まで通りにしかならないのだ。
少ない労力で大きな成果を上げる考え方こそがレバレッジシンキングなのである。
この本は6年前の本であるが、その考え方は今でも有効な考え方だと思って間違いない。
よかったら読んでみてください。オススメです!