一年の計は元旦にあり。
こんなことわざもあるくらいですから、年の初めに今年やりたいことを計画してみた人も沢山いると思います。
去年の終わりに「結局何もできずに終わっちゃったな」と思った人はいませんか?
書き出すだけで終わっていることがその原因なのかも。
「やりたいことを書き出す」というのは、やりたいことを叶えるためのステップの一つです。
2ステップ、3ステップともう進めてみると、「今年はやりたいことができた!」という1年が過ごせるようになるかもしれません。
1. やりたいことをとにかく書き出す
100個でも200個でも、とにかく書き出してみること。
これがやりたいことを叶える、最初のステップです。
Evernoteに書いているやりたいことリストを確認してみたら、僕がこれをやり始めたのは今から4年前の2012からでした。
今後10年のうちにやりたいこと、今すぐやりたいこと、なりたい自分、なりたくない自分、振り返ってみるといろいろなカタチでやりたいことを書き出していました。
書き出すのは手書きでもいいし、デジタルでもいいし、文字じゃなくても絵だっていいです。
自分で書きやすい方法で書くのが一番。
書き出すときのコツはなるべく具体的に書くことです。
例えば「本をたくさん読む」とやりたいことに書き出しても、「たくさん」が何冊なのかわかりません。
「1年間で小説を100冊読む」だとか「1年間で技術書を20冊読む」のように具体的に書きます。
なかなかうまく書き出せないときは、「書きだすことから始めよう」というこちらの本がオススメです。
2. やった後の自分を想像して書き出す
- なぜやりたいのか?
- やったらどうなるのか?
- 逆にやらなかったどうなるのか?
この3つを想像してみると、1で書き出したことが本当にやりたいことなのかがわかります。
やりたいことを書き出した時の気持ちを忘れないように、書き出しておきましょう。
ただ単に「やりたい!」よりも「こうなるためにやりたい!」という理由付けや、やり遂げたあとの自分を想像して書き出します。
ただ「1年間で小説を100冊読む」よりも、「将来小説家になるための表現力を鍛えるために、1年間で小説を100冊読む」の方がずっとワクワクして気ませんか?
後から読み返した時に最初の気持ちを思い出すきっかけにもなるので、なかなか続けられない時のモチベーションの維持にも効果的です。
3. やりたいことを今すぐにとりかかれるレベルまで分解する
例えば「1年間で本を100冊読む」とやりたいことに書き出しても、今すぐには取りかかれません。
例えば1年間で100冊読むなら、「月に8冊読む」「週に2冊読む」というように分解していきます。
その他にも、読む本を決めなければいけないので「読みたい本を100冊リストアップする」「今月読む8冊をリストアップする」のように分解していきます。
そして最初の「1年間で本を100冊読む」から「〜という本を1日100ページ読む」という具体的な行動まで落とし込みます。
4.とりあえずやってみる
今すぐとりかかれるレベルまで分解できたら、あとはやるだけです。
精神論のように聞こえるかもしれませんが、ここまできたらあとはやるしかありません。
行動あるのみ!
やりたいことがなかなかできない時は、2で書き出したやった後の自分を読み返すと書き出した時のやる気にあふれた気持ちを思い出すことができます。
もし最初の気持ちが薄れていたり、なかなかやる気がおきない時は本当はそこまでやりたくないことだったのかもしれません。
やりたいこと、やりたくないことは日々刻々と変わっていくはずなので、過去にとらわれずに「今」やりたいことを何度でも書き出してみるのがいいと思います。
さいごに
「自分がやりたいと思ったことをやる」というのは言うよりもなかなか難しいです。
それはやりたいことを書き出すこと自体はすごくワクワクするし楽しい気分になれる反面、やりたいと思ったことを毎日コツコツとやっていくというのはある種の泥臭さのようなものがあります。
このギャップを埋めることが難しい理由なのかもしれませんね。
「やりたいことを叶える」というのは、実に泥臭くてコツコツと積み上げていくことなのだと感じています。