消費税増税から1ヶ月半が経ちました。あなたはもう8%には慣れましたか?
僕はようやく、表示価格からさらに8%支払うことに慣れてきました。
そういえば消費税と一緒に電車賃も値上がって、ICカードでは1円単位の料金になりましたね。
ICカードの料金がもとになって、きっぷ料金が決まるように変わりました。
ICカードときっぷ料金が問題に
もともと130円だった区間は133円に、140円だった区間は144円に変わりました。
133円とか144円という1円単位の料金がもとになって、きっぷ料金が変わります。
きっぷ料金を決める時の計算方法に問題があるのを知っていますか?
おかしな電車料金
まずはこちらをご覧ください。
千葉駅から西千葉駅と東千葉駅に行った場合のICカードでの料金です。
次にこちらをご覧ください。
今度は同じ区間をきっぷで乗った時の料金です。
JRの総武線と総武本線という違いはありますが、どちらも千葉駅から1つ隣の駅です。
おかしな料金の仕組み
via:JR東日本
ICカードだと11円の差額があるのに、きっぷだと同じ料金です。
このおかしな料金の仕組みはJR東日本が定める、電車特定区間と幹線という2つのエリアの違いによるものなのです。
千葉駅から西千葉駅へ
千葉駅から西千葉駅へは電車特定区間というエリアになります。
初乗り133円、きっぷ料金は切り上げて計算されます。
133円の切り上げなのできっぷでは140円です。
千葉駅から東千葉駅へ
一方の千葉駅から東千葉駅へは幹線というエリアになっています。
幹線は電車特定区間と違い、初乗り144円、きっぷは四捨五入で計算されます。
144円の四捨五入なのできっぷは140円です。
わかりにくい電車料金
もともと電車特定区間と幹線という2つのエリアでは初乗り料金は違うし、消費税増税後はきっぷ料金の計算方法まで違います。
乗る人が少ないから運賃に差をつけないと割に合わないんでしょうか?
もっとわかりやすくして欲しい
ICカードの料金が基準なので、きっぷで乗るとエリアによっては電車賃が安くなる時と高くなる時がある。
なんでこういう計算方法にしちゃったんだろう。
もっとわかりやすくして欲しいと思います!