こたらの日記

自分の人生のリーダーは自分自身 - 採用基準 伊賀泰代著

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リーダーというのを考えてみた時に連想してみた。頭の中に出てきたのはこんな人たちだ。
学生の頃までさかのぼると、学級委員長、生徒会長、部活の部長・キャプテンといった役割の人物。
それが社会人になると、部長や社長、店長といったいわゆる上司になってくる。
ではリーダーシップとはなんだろう。
リーダーシップというのはリーダーになった人が持っている資質のようなものだろうか?
今日紹介する「採用基準」ではちょっと違う。
リーダーシップというのは元々備わっている資質ではなく、誰にでも鍛えることができるスキルなのだという。
そして自分のリーダーは自分自身なのだともいう。
採用基準」でいわれるリーダーとはどんな人なのかをご紹介したい。

リーダーとは

リーダーとは「成果目標を達成するために組織を率いる人」です。
via:採用基準 - P104

僕らが普段思っているリーダーというのはまとめ役立ったり管理職だったりする。
こういう人たちは成果自体よりも所属する人たちの和を乱さないことを最優先したりする。
でも本当のリーダーというのは成果を最優先させる人のことなのだ。

リーダーがやるべきこと

リーダーがすべきことは①目標を掲げる、②先頭を走る、③決める、④伝える、の四つに収束します。
via:採用基準 - P.133

リーダーは成果を最優先させるために、目標を掲げなければいけない。
そして目標達成のために先頭に立ち、決めるべき時に決め、多様なチームメンバーに自分の考えを伝えなければならない。
これがリーダーに求められる4つのタスクなのだ。

人生のリーダーは自分自身

人生における自分のリーダーは誰だろう。それは誰でもない、自分自身だ。
自分の人生を生きるということは、自分で人生の目標を掲げ、先頭に立ち、決めるべき時に決め、自分の考えを周囲に伝えることなのだ。
自分の人生の舵を握るのは他でもない自分である。

世間の評価に流されず、自分自身の生き方を追求する為に不可欠なものが、リーダーシップだということなのです。
via:採用基準 - P.242

さいごに

僕は「採用基準」という本はタイトルとは通りの内容も書いてあるが、自分の人生を自分で生きるための指南書のようにも感じた。
自分の人生は誰のものでもない。自分のものなのだ。
自分の人生を生きるためには、リーダーシップを自分でとり生きていかなければならない。

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