「時間に支配されない人生」を読みました。@kotala_bです。
「媚びない人生」の著者、ジョンキムさんの「真夜中の幸福論」に続く3作目となる本です。
次から次へと出てくる力強くて熱い言葉の数々に圧倒されると同時に、自分の生き方や「時間」というモノについて深く考えたくなる1冊でした。
時間を使うとは命を削ること
序章から始まり7章まで続く本書の冒頭、序章の最初に書かれていたのが「時間を使うとは命を削ること」
最初からいきなりズシリと響く言葉。
「自分に残されている命=時間」、「時間は命の欠片」という時間に対する考え方を変えたくなる一言一言。
今まで普通だと思っていた、朝起きて会社に行って帰ってきて寝るという生活がどれだけ緊張感のないモノだったのか考えてしまいました。
ダラダラ過ごす時間はあっていい
ダラダラ過ごす時間はあっていい
序章とは逆のように聞こえる言葉。
しかし次のように続きます。
ダラダラと過ごす時間であっても、その時間が自分にとってどんな意味を持つかを自覚しよう。
重要なのは、すべての時間について、自分が指揮権を持っているという間隔なのである。
自分がその使い方自体に責任を持ってさえいれば、他人からはダラダラ過ごしているように見えても問題ない。
一番大切なのは、どんなことをするにして、自分で自覚して決めているかどうかということです。
自分にとっての幸福を自問する
まずは自分の幸福を定めること。
次にその幸福に向かって日常の時間、エネルギーをどう配分するかを考え、実践すること。
それが未来に向かって進むということである。
幸福というのは決められたものではなく、自分で決めるもの。
自分の基準が定まっていないと、ただ闇雲に生きているだけになってしまいます。
最後に
当たり前だと思っている日常は、実は当たり前ではない。
そのことは、自ら気づこうとしない限り喪失するまでわからない。
本当に大切な物は失ってからその大切さに気づくといいます。
当たり前だ思っていることの方が実は大切なモノなのかも知れません。
失くしてしまう前に自分から気づけるよう、時間に対する意識を変えていきたいと思います。
まずは絶対的な自分の中の基準作りから。
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