1冊の本を読んで感想を書く。
20年くらい前、僕が小学生の頃夏休みの宿題として毎年のように出されていた。
そして今では自分から進んで読書をして、本の感想をこのブログに書いている。
9月に入ってから感想文を書いていたあの頃の僕からは絶対に考えられないことだ。
それを考えると少しは成長したなって思うけど、まだまだ成長できるのりしろはある。
とある話を聞いた僕はそう考えるようになった。
読んだ本のことを書く
まず読んだ本の感想を書く。
小学校の僕が9月の頭に泣く泣くやっていたのはこれです。
極端な言い方をすれば、小学生でもできる簡単なこと。
書いてあったことを実践する
大人になった僕は本に書いてあった内容をブログに書いて、その上でいいなと思ったことを実践してみるようになる。
値札をみて価値を判断せずに、自分にとっての価値を判断できるようにトレーニングすること。
このトレーニングは「マーケット感覚を身につけよう」という本に書いてあって、僕が実際にやってみているとてもいいトレーニングだ。
via:サラリーマンのあなたが「自由」になるために、今すぐ始められること
「マーケット感覚を身につけよう」を読んで普段の生活の中で実践している。
本を読んで感想を書いて終わりじゃもったいない。
実践する過程を書く
自分のとっての価値を判断するトレーニングでは、今まで気になっていたことを試してみたことがある。
僕がよく使っている小田急線にはロマンスカーという特急電車があるのだけれど、乗るに通常の乗車券の他に特急券が必要になる。
住んでる町田駅から新宿駅へロマンスカーで行くには乗車券よりも高い特急券を買い、普段の倍以上の料金を払って乗ることになる。
特急といっても、特急券の必要がない急行と5分程度しか到着時刻は変わらない。
それなのに町田駅の特急券を買う券売機には列ができていることもある。
倍以上のお金を払っても特急電車に乗る価値があるのかを確かめに乗ってみたのだ。
そして乗ってみたら使う人の気持ちがわかった。
お金や移動時間という目に見える基準だけでは到底わからなかったことだ。
これが自分にとっての価値を判断するいいトレーニングになった。
そしてそのこともブログに書いてみた。
参考:町田から新宿までロマンスカーで行ってみた!やっぱ体験してみなきゃわからないことって沢山ある
本のことを自分の体験を通したノウハウに昇華させる
体験を重ねていくことで、本から得た知識や考えを自分なりのノウハウとして貯めていくことができる。
そして自分の体験をオリジナルなノウハウとして発信できる。
ここまでできたらただの読書感想文ではなくなるし、読んでいて惹きつけられる何かがあるはずだ。
僕はここが全然できていない。
さいごに
本を読んで感想文を書いただけじゃ誰も読んでくれない。
読まれる記事があるのは、それなりの理由がある。
書いた書評が沢山の人に読まれているプロブロガーの立花岳志さんから、「情報発信・ブランディング講座」でそのことを教えてもらった。
本を読んで感想を書いて終わりじゃもったいない。
本からはもっともっと沢山のことが吸収できる。
読んだら実践してもっとたくさんブログに書いていこう。
参考:6/6大阪、7/18名古屋 「情報発信・ブランディング講座」開催します!! | No Second Life